スポーツトレーナーとして働く先は様々であり、それぞれ特性があります。今回はパーソナルトレーナーとしてスポーツトレーナーになるケースを解説します。
選手のケガの対応から健康管理を行う「アスレチックトレーナー」。業務内容としては、主にケガの予防やケガからの復帰サポートなどを行いながら、選手が安全に競技するためにサポートします。
具体的には、試合時のケガの応急処置はもちろん、ケガ再発予防のためのトレーニング等を実施。
応急処置の際には、トレーナーの資格に加えて、「柔道整復師」「鍼灸師」「理学療法士」「作業療法士」などの資格も取得しておくと活躍の場が広がるでしょう。
ケガからの復帰を中心にサポートするメディカルトレーナー。医療機関に勤務し、ケガをした方の運動機能の回復が主な仕事となります。
「アスレチックトレーナー」との違いは、メディカルとレーナーの場合は主に医療機関に所属し、医療の面からのアプローチが多いことです。
近年では高齢者を対象にした「メディカルトレーナー」も増加傾向。メディカルトレーナーは、主に身体の機能低下を予防することで、日常生活を元気に送れるようサポートしています。
選手の体力向上や身体的機能を高めるため、トレーニングメニューの作成やトレーニングの指導をするストレングストレーナー。
スポーツに関する知識はもちろん、解剖学や栄養学をはじめとする体の基本的な機能などについても学ばなければなりません。
試合や練習前後に選手のコンディションを整えることで、競技パフォーマンスを引き出すコンディショニングトレーナー。
どの筋肉をどのように鍛えれば、より良いパフォーマンスを出せるかなどを試行錯誤し、トレーニング計画を立案します。
また、疲労回復等に役立つストレッチやマッサージの技術も持っていると、非常に重宝されるでしょう。
スポーツトレーナーは、その働き方によって得られる収入が大きく変わってきます。
プロチーム・選手専属のスポーツトレーナーとして働く場合は経験・実力・成果能力に応じた年俸制であり、年収は高い場合だと1,000万円以上を狙うことも可能でしょう。
しかし、選手専属のトレーナーとして活躍するためには、高い専門知識が必要となります。逆に言えばそれだけの専門性を身に着けることさえできれば、一流の選手に関わりながら、高収入を狙うことも可能なのです。
スポーツジムで正社員として働く場合、給与の水準としては20万円程度となることが多く、年収も300万円~400万円程度です。正社員なので毎月安定した給料を得ることができます。
トレーナーのなかでも、スポーツ業界で働きたい方もいらっしゃるでしょう。競技者の命運を握る存在でもあるスポーツトレーナーには、非常に専門性の高い知識と技術が必要。
そのため、ただ資格を持っているだけではなく、現場で活躍できるだけの技術とノウハウを手に入れられるスクールに通うべきなのです。
当メディア「トレ道」編集チームでは、現場で活躍できることに主軸を置いている「Dr.トレーニングスクール」を取材しました。
現場での活躍を見据えているからこそ、在籍する講師陣は、すべてが年間1,000セッション以上の実績を持つ現役トレーナーばかり(2023年1月時点)。
また、スクールのカリキュラムはアメリカの国家資格である「BOC-ATC」や「NSCA-CSCS」の知識・スキルをベースに構成。そのカリキュラム内容は、日々発表される論文や文献を基に、アップデートを定期的に実施する徹底ぶり。
“本気”で学びたい全ての人へ、“本物”の知識と経験を伝えるからこそ、パーソナルトレーナーとしての市場価値を高められるのです。