女性でもパーソナルトレーナーになることができます。むしろ、女性だからこそ多くのジムでは重宝される人材にもなります。
ここでは、女性パーソナルトレーナーが活躍できる理由、女性がパーソナルトレーナーになるメリット、多忙な女性でもパーソナルトレーナーになれる現実的な方法についてご紹介しています。
女性トレーナーの数は、市場ニーズに対して不足しています。多くのトレーニングジムで女性トレーナーは引く手あまたとなっています。
ダイエットに効果的なパーソナルトレーニングですが、女性の中には、マッチョな男性トレーナーに抵抗を感じる方も少なくありません。逆に、体が引き締まった綺麗な体型の女性トレーナーには憧れを抱くものです。
トレーナーの世界では、女性トレーナーが人材不足。勤務先の選び方によっては厚遇も期待できるでしょう。
女性トレーナーなら、女性のお客さんでもトレーニング補助のためのボディタッチが気になりません。
パーソナルトレーニングでは、お客さんの安全な筋トレを補助するため、どうしてもボディタッチが多くなります。女性のお客さんの場合、男性トレーナーに体を触られることに抵抗のある方もいるでしょう。
女性トレーナーからのボディタッチなら気にならないため、女性のお客さんの入会や継続のしやすさにも繋がります。ジムにとっては貴重な人材になるでしょう。
パーソナルトレーニングのメニューを考えていくためには、トレーナーはお客さんの体重や体型などを詳細に確認する必要があります。お客さんが女性であれば、生理周期を確認することもあるでしょう。多くの女性のお客さんにとって、これらの体のことを男性トレーナーに話すことに抵抗を感じるのではないでしょうか。
女性トレーナーならば、基本的にどんな悩みでも正直に打ち明けることができます。女性ならではの恥ずかしいことでも率直に話せる人材として、女性トレーナーは重宝されることでしょう。
「今より細くなりたい」「今より綺麗になりたい」という美意識を共有できる点も、女性トレーナーならではの利点です。
女性のお客さんは、かならずしもマッチョになりたくてトレーニングを受けるわけではありません。筋トレで筋肉太りをしてしまっては意味がない、と考える女性のお客さんも多いでしょう。
女性トレーナーなら、女性のお客さんと美意識を共有しながらトレーニングを進められます。お客さんは安心してトレーナーに頼ることができるでしょう。
女性パーソナルトレーナーを希望するお客さんが多いことも、女性がパーソナルトレーナーになるメリットと言えるでしょう。
女性のお客さんの中には、「男性トレーナーに汗だくで頑張っている自分を見られなくないので、女性トレーナーが希望」という方も少なくありません。また男性のお客さんの中には、「女性トレーナーが担当すると緊張してトレーニングに身が入るので、女性トレーナーが希望」という方もいます。
男女どちらのお客さんからも、女性トレーナーは人気です。
お客さんの美しいプロポーション形成をサポートする仕事だからこそ、トレーナー自身も健康や美に対する意識が高まります。
トレーナーの仕事は、お客さんの体を引き締めること。だからこそ、トレーナー自身がだぼだぼの贅肉だらけでいるわけにはいきません。指導する立場として、トレーナーはお客さんが目標とする体型であるべきでしょう。結果として、自分自身の体の健康や美への意識も高まります。
仕事を通じ、必然的に自分の体を美しく維持できることは、女性トレーナーになる大きなメリットと言えるでしょう。
トレーニングジムの中には、トレーナー経験がない方を募集しているところもあります。就職してからトレーニング指導の研修を受け、一定の指導スキルを習得した後にデビューするという流れです。
未経験からの就職は、パーソナルトレーナーになるための最短距離ではあるものの、研修が十分に行われるかどうかを事前に確認する必要があります。
パーソナルトレーナーは、お客さんが「安全に」トレーニングを行えるよう導く立場です。研修プログラムが不十分と感じられるジムは、避けておいたほうが良いでしょう。
現在、中学生や高校生であれば、トレーニング指導の専門学校を経てパーソナルトレーナーを目指す方法も現実的です。体育学科や理学療法学会のある大学などで学ぶことも有効でしょう。
一方、現在社会人の方が専門学校や大学に入学して学び直すことは、かなり大変です。仕事をしている方はもとより、専業主婦の方であっても、数年にわたりフルタイムで学校に通う時間を確保することは困難でしょう。
パーソナルトレーナー養成スクールに通ってトレーナーを目指すこともできます。
多くの民間のパーソナルトレーナー養成スクールは、社会人が学ぶことも前提にした柔軟な受講システムを用意しています。数か月にわたりしっかりと指導技術を学ぶので、トレーニング指導の安全性にも問題ありません。
社会人や専業主婦の方はもちろん、現役の学生さんでも無理なく学べるシステムなので、パーソナルトレーナーを目指す多くの方々にとって現実的な選択肢となるでしょう。
当メディア「トレ道」編集チームでは、現場で活躍できることに主軸を置いている「Dr.トレーニングスクール」を取材しました。
現場での活躍を見据えているからこそ、在籍する講師陣は、すべてが年間1,000セッション以上の実績を持つ現役トレーナーばかり(2023年1月時点)。
また、スクールのカリキュラムはアメリカの国家資格である「BOC-ATC」や「NSCA-CSCS」の知識・スキルをベースに構成。そのカリキュラム内容は、日々発表される論文や文献を基に、アップデートを定期的に実施する徹底ぶり。
“本気”で学びたい全ての人へ、“本物”の知識と経験を伝えるからこそ、パーソナルトレーナーとしての市場価値を高められるのです。