お客様が達成したい目標や目的を達成できるよう導けるのがパーソナルトレーナーの仕事です。
しかし、お客様のニーズは多種多様なため、そういった価値あるトレーナーを目指すであれば、専門的な知識やスキルが必須。
以下では、資格以外でトレーナーが持っておくべき知識/スキルについて解説します。
まず重要なのは「機能解剖学・運動生理学・栄養学に関する専門的な知識」です。
こういった基礎知識が備わっていなければ、姿勢や動きのチェックができず、お客様に合ったプログラムの作成や怪我へのリスク対策もできません。
共通しているのは、お客様の体に対して根拠を持ってアプローチするための知識だということ。こういった学問をどれだけ勉強したかによってパーソナルトレーナーとしての指導力が決まるといえるでしょう。
機能解剖学とは、体の動きを骨や筋肉の動き、働きから見て科学的に掘り下げていく学問のことです。
腕の動かし方や動かす角度で発達する筋肉が異なるなど、骨や筋肉、神経、内臓の仕組みに対する理解が深まることで、お客様の体の状態を分析したり、体の問題を解決したりするために役立ちます。
運動生理学とは、運動によって身体にどのような変化が生じるのか、その現象と仕組みについての基礎を理解する学問です。
運動生理学の知識があれば、トレーニングメニューにどういう運動を取り入れるのかを科学的根拠に基づいて考えることができます。
栄養学とは、人間の身体をつくり、エネルギーの元となる「栄養」について研究する学問のことです。
体づくりやダイエットと食事の関係性は切っても切れません。食事メニューの考え方などについて、栄養学の観点から指導することができるというのはトレーナーとして非常に重要です。
必要な栄養や摂取タイミングを理解しておくことで、効率的な身体づくりを効率的に指導できるでしょう。
前述したような学問だけでなく、コミュニケーションスや経営の知識も無視できません。
パーソナルトレーナーが安定して指名を獲得するためには、お客様からの信頼を得ることが重要。
そのためには、対人関係や信頼関係の基礎であるコミュニケーションスキルが必要不可欠といえるでしょう。
また、しっかりとしたコミュニケーションはお客様のコンディション把握にも繋がるので、怪我や事故防止や身体と心のケアにも繋がります。
次にご紹介するのはコーチングスキルです。コーチングスキルには下記の3段階があります。
こういったスキルを身につけておくことで、お客様のやる気を引き出したり、モチベーションを維持したりすることができるでしょう。
トレーナーになろうとした時に、資格を取ることだけを重視していませんか？
トレーナーを目指すライバルが多い今日において、資格を持っているだけでは活躍することは難しいでしょう。
重要なのは資格だけでなく、このページで解説したような他のトレーナーに埋もれない“専門性”を手にすること。
そのためには、資格は当然取得しつつ、トレーナーとしての価値を高められるスクールに通うべきなのです。
当メディア「トレ道」編集チームでは、現場で活躍できることに主軸を置いている「Dr.トレーニングスクール」を取材しました。
現場での活躍を見据えているからこそ、在籍する講師陣は、すべてが年間1,000セッション以上の実績を持つ現役トレーナーばかり(2023年1月時点)。
また、スクールのカリキュラムはアメリカの国家資格である「BOC-ATC」や「NSCA-CSCS」の知識・スキルをベースに構成。そのカリキュラム内容は、日々発表される論文や文献を基に、アップデートを定期的に実施する徹底ぶり。
“本気”で学びたい全ての人へ、“本物”の知識と経験を伝えるからこそ、パーソナルトレーナーとしての市場価値を高められるのです。
