パーソナルトレーナーとして働く中で自分の力不足を感じていたという髙木さん。
トレーナーとして一つ上のステージに行き、ジム開業という夢を叶えるためには、専門性を高められる環境に身を置くことが重要なのです。
31歳のころ、パーソナルトレーナーとして働きながらDr.トレーニングスクールに入学しました。
スクール卒業後は開業準備をしながらしばらく福岡でトレーナーを続け、33歳の時に地元熊本でジムを開業したという流れです。
スクールに入る前は、海上保安庁でレスキューをしていたり、福岡でフィットネスジムでトレーナーとして働いたりしていまして、当時からこのスクールの存在はなんとなく知っていました。ただ、九州に住んでいたので当然通うこともできなかったんですよね。
福岡でトレーナーをやっていたときは、独学で勉強しながらお客様に対応していたんですが、その中だとどうしても対応できないお客さんが出てくるんです。例えば、スポーツの記録を伸ばしたいとか、腰痛をどうにかしたいとか、思うように体が動かないとか。
そういった自分の力不足をどうにかしたいな、とくすぶっていたときにDr.トレーニングスクールのオンラインコースが開始するという情報を聞きつけ、飛びついたのがきっかけです。
私が通っていたのはオンラインマンツーマンのコースだったんですけど、当然、講師の方が持っている知識や経験にものすごいものを感じましたね。
自分が課題として抱えていた、スポーツ選手へのアプローチや、腰痛といったヘルスケア領域への対応については、その分野を専門で教えられている方についていただけたので、非常に有意義な時間でした。
知識や技術はもちろんなんですけど、それに加えてトレーナーとしてどうあるべきか、というようなマインドの部分でも大きな収穫がありました。今でも自分の行動指針となっています。
例えば、トレーニングを難しくしていくことを専門用語で「プログレス」と言い、簡単にしていくことを「リグレス」と言いまして、その手法は12項目に分かれているんですよ。まず大前提としてそれらを把握/理解していないと一人前のトレーナーとは言えないと教えられました。
そういった講師陣の前のめりな勢いには、私としてもいい影響を受けましたね。
トレーナーとして高度専門領域で仕事をしていくなら、自分は絶えず学習して、いつでも情報を提供できる体制を整えておかなければならない。日々知識をアップデートしておかないと自分が目指すレベルのトレーナーには到達できないというマインドが、このスクールで得られた大きな収穫の一つです。
実際、入学前はそこまで思ってなかったんですよね。スクールで学びながら当時雇っていただいたジムでも働き続けていたんですが、そのジムがフィットネス中心だったんです。
一方私は、アスリートの機能向上領域や、腰痛改善といったヘルスケア領域に興味がありました。スクールでもその分野に注力して腕を磨いていた感じです。
まさしくそうです。スクールで習得した分野のお客様に注力できないなら、自分で開業してしまおうと思ったのがきっかけです。
そういう悩みを抱えている方も、九州といえどたくさんいるはずだと確信していました。
実際にまだ開業して5ヶ月しかたっていませんが、プロゴルファーの方などにも通っていただけています。
今はまだ、開業して日が浅く、経営とお客様の両方に対応し続けなければならないので、落ち着いて楽しさをかみしめる余裕は正直ないですね。
そんな中でも、できなかったことができるようになったとか、スコアが上がったとか、そういう良い報告を聞くときは開業してよかったなと感じます。
ヘルスケア領域と銘打ってはいますが、現状は理学療法士を雇っているわけではないので、リハビリ希望の方が集客できていない状況なんです。
幅広い悩みを解決するためにも、理学療法士や柔道整復師といった資格を持つ人材も採用して、リハビリが必要な方から、多様なジャンルのプロアスリートの方までを包括的に見れる施設にしていきたいです。
パーソナルトレーナーとして独立し、自分のジムを持ちたいと考えている方も少なくないはず。しかし、開業したジムに安定的にお客様を集客し、離客させずに売り上げを伸ばしていくことは容易ではありません。
お客様はなぜあなたのジムに通うのか、その問いを突き詰めるためには、他のトレーナーと差別化された知識と技術が必要。その上で、お客様も従業員をも引っ張っていけるマインドが求められるのです。
当メディア「トレ道」編集チームでは、現場で活躍できることに主軸を置いている「Dr.トレーニングスクール」を取材しました。
現場での活躍を見据えているからこそ、在籍する講師陣は、すべてが年間1,000セッション以上の実績を持つ現役トレーナーばかり(2023年1月時点)。
また、スクールのカリキュラムはアメリカの国家資格である「BOC-ATC」や「NSCA-CSCS」の知識・スキルをベースに構成。そのカリキュラム内容は、日々発表される論文や文献を基に、アップデートを定期的に実施する徹底ぶり。
“本気”で学びたい全ての人へ、“本物”の知識と経験を伝えるからこそ、パーソナルトレーナーとしての市場価値を高められるのです。