一般企業で人事職に従事する中で、パーソナルトレーナーという職に出会い、この業界に飛び込んできたという高岡さん。
お話を伺う中で見えてきたのは、未経験からトレーナーを目指すからこそ意識すべき、ライバルに差をつけるたった一つの考え方でした。
以前は、企業の人事部で労務対応などを行っていました。業務内容を大まかに言うと、会社の経営方針を社員に浸透させていくというものです。
でも仕事をしている中で、頑張ろうとしている社員が体調を崩しちゃったり、疲弊していく姿を何度も見るようになりました。働く人のサポートをしたくて人事になったのにこれでいいのかな…?って気持ちが強くなったのが最初のきっかけです。
そういう経験を通して、こんな悩みの人にはこういう対応、こんな悩みの人にはこういう対応みたいな、個々人に合った対応をしていきたいと思うようになりました。
はい!でも実は、トレーニング自体もまったくの未経験だったんですけどね。その状態で業界に飛び込んでいったので、よくぶっ飛んでるって言われます…笑。
実際にトレーナーになるにあたっては、いろんなスクールを見学しに行きました。トレーニングの経験がないままこの業界に飛び込もうとしていたので、できるだけしっかり学べるところにしようと考えてました。
そんな中で、カリキュラムのレベルが高いと感じたDr.トレーニングスクールを選んだ感じです。実際、未経験者にはレベルが高すぎて、逆についていけないんじゃないかと不安でした。
でも通い始めると、講師の方ともほかの生徒の方とも距離が近くて、わからないことはその場で解決できたのでつまづくことなく、続けられました。
一番はやはり正解がないことですね。当然ですがお客様の体の状態も、なりたい姿も千差万別です。そういったお客様を自分の知識と技術でどうやって正解に近づけるのかがカギになってきます。
だからこそちゃんとスクールに通って、現場を想定した幅広い知識を吸収できてよかったなと思います。
お客様の人生に寄り添えるのはこの仕事ならではの楽しさかなって思っています。ホントにいろいろな方が来店してくださるんですよ。サラリーマンの方から主婦、経営者、お年寄りの方、キャバ嬢など多種多様です。
そういった方々にどういう過去があって、なんで高いお金を払ってジムに来て、私を指名してくれているのか。そしてトレーニングした先に何を求めているのか。こういうことを考えるうちに、いろいろな方の人生が見えるのがすごく楽しいです。
中でも、皆さんに共通しているのは、お金を払ってジムに通い、変わりたいと思っているというところ。異なるゴールに対して、その人に合ったアプロ―チ方法を導き出したい、その気持ちに応えてあげたい、といつも思っています。
今のジムでは、すごくありがたいことに離客せずにずっと通っていただける方がたくさんいて、「なんでこんなに指名し続けてくれるんですか?」って聞いてみたことがあるんですよ。
そしたらその方は「一生懸命に応えてくれるのがいいんだよね、高岡さんじゃないと嫌なんだよね。」って。あぁ、自分の頑張りとか姿勢ってちゃんとお客様に伝わるんだなって感じたのは、すごく印象に残っています。
本当にそう思います。あとは、私が行っているマタニティトレーニングを通して、うれしい言葉を頂くこともありますね。
産前~産後までを通してトレーニングできるジムってなかなかないようで、「ここまで面倒を見てくれるジムがあって、助かりました。」と言われたこともあります。
この“マタニティ”っていう分野もスクールで学んだことなので、現場で活用できる知識ってこういうことなんだなと痛感しています。
パーソナルトレーナーになろうと思ったときに、どうしても資格を取ることだけに目が行っていませんか?そういった専門性は資格の勉強だけでは手に入りません。
トレーナーの方々が当然のように取得している資格。そこからさらに頭一つ抜ける知識や技術がないと、活躍できるトレーナーになることは難しいでしょう。
未経験から挑戦するのであればなおさら、専門性を身に着けられるスクールに通い、ライバルたちに差をつけることが必要なのです。
当メディア「トレ道」編集チームでは、現場で活躍できることに主軸を置いている「Dr.トレーニングスクール」を取材しました。
現場での活躍を見据えているからこそ、在籍する講師陣は、すべてが年間1,000セッション以上の実績を持つ現役トレーナーばかり(2023年1月時点)。
また、スクールのカリキュラムはアメリカの国家資格である「BOC-ATC」や「NSCA-CSCS」の知識・スキルをベースに構成。そのカリキュラム内容は、日々発表される論文や文献を基に、アップデートを定期的に実施する徹底ぶり。
“本気”で学びたい全ての人へ、“本物”の知識と経験を伝えるからこそ、パーソナルトレーナーとしての市場価値を高められるのです。