専門学校時代にパーソナルトレーナーという職に出会い、新卒でこの業界に飛び込んできた岩谷さん。
お話を伺う中で見えてきたのは、希望のジムへ就職し、新卒1年目からトレーナーとして活躍するための学生時代の大きな選択でした。
新卒で入社したジムで今でも働いており、もうすぐ4年目に入ります。昨年まではジムの店長をしていましたが、今ではマネージャー職をやらせていただいています。
学生時代に趣味で始めた筋トレがきっかけですね。少しずつ筋肉がついていく中で、トレーニングにどっぷりハマりまして、自分が魅力的に思ったことをほかのだれかにも伝えたいと思ったことがきっかけです。
ただ通っていた学校は、調理の専門学校だったので最初はパーソナルトレーナーになるなんて全く想像もしてませんでした(笑)。
そうなんですよ。趣味で始めた筋トレと学校で学んでいる栄養だったり調理法の知識を活かせるのが、パーソナルトレーナーなんじゃないかと思って、ジムへの就職を在学中に決意しました。
趣味でトレーニングを行っていたものの、いわゆる“専門的”な知識はなかったので、実際にジムへの就職を考えた時に当時の自分の知識では難しいだろうなと思ったのが理由です。
なので、新卒での就職活動の時期を逆算してスクールに通い、戦略的に知識をつけに行った感じです。
はい。おかげさまで自分の行きたかったジムに採用していただくことができました!
非常に勉強になりましたね。
具体的には、人間の体や筋肉がどういう構造で、どういう作用を与え合っているのか、どういうアプローチをすれば効率的に体が変わっていくのかといった、高いレベルの内容をかみ砕いて教えてくれた点に関心しました。
どうしても趣味として軽く勉強する程度だと、限界があるんですよね。最初の講座を受けた段階で、自分には専門的な知識がないと懸念していた点が、見事に的中したなという感覚でした(笑)。
グループレッスンのコースに通っていました。
はい。私みたいな筋トレが趣味の方はもちろんですし、現職のパーソナルトレーナーや柔道整復師の方、全くの未経験者など、多様な方が通われていたのも良かったですね。
特に現職のトレーナーの方や柔道整復師の方は、未経験者に比べると視点が違うので、質疑応答のタイミングなどに、会話の拡張性があるんですよ。「私の職場だとこういう風に考えるんですけど、その点はどうですか?」といった感じで。
そういった、講師も交えたグループ内でのやり取りを通して、いろいろな角度で学びを得られるのは、スクールならではだと感じています。
お客様の悩みや目的は自分の想像以上に多様なので、そういった方々に対応していく難しさはありましたね。
そうなんですよ。お客様の体が変わって、それでお客様自身が納得しないと意味がないと思っているので、スクールで学んだ内容をベースにしながら今でも日々勉強は欠かさず行っています。
一番助かっている点としては、対応できるお客様の幅が広いというところです。
ダイエットをしたいとか、筋肉を大きくしたいといった基本的な目的はもちろん、腰痛や肩こり、膝の調子をどうにかしたいといったヘルスケアに対する知識には特に助けられました。
例えば○○の症状が出ているということは、ここの筋肉を動かすべきなので、この種目を取り入れてみよう、と自分の頭にある知識を使ってメニューを組んでいくんですが、スクールではそのベースを作ってもらったのが大きいですね。
まさしくそうです。体に関する専門的な部分を「感覚」ではなく「論理的」に理解できている点はスクールに通った方の大きな強みになると思います。
その知識があれば、お客様の多様な悩みにも対応していけるはずです。
新卒でパーソナルトレーナーを目指すにあたって資格を取ることだけに目が行っていませんか?
資格を持っていることで採用が優遇されることはあっても、お客様が付き、稼げるというわけではありません。本当に重要なのは、現場に出た後に活躍するための知識を持ち、付加価値のあるトレーナーになって世に出ていくこと。
これこそがジムへの新卒入社と早期活躍のポイントなのです。
当メディア「トレ道」編集チームでは、現場で活躍できることに主軸を置いている「Dr.トレーニングスクール」を取材しました。
現場での活躍を見据えているからこそ、在籍する講師陣は、すべてが年間1,000セッション以上の実績を持つ現役トレーナーばかり(2023年1月時点)。
また、スクールのカリキュラムはアメリカの国家資格である「BOC-ATC」や「NSCA-CSCS」の知識・スキルをベースに構成。そのカリキュラム内容は、日々発表される論文や文献を基に、アップデートを定期的に実施する徹底ぶり。
“本気”で学びたい全ての人へ、“本物”の知識と経験を伝えるからこそ、パーソナルトレーナーとしての市場価値を高められるのです。